4/4(土)
引続き、2020年3月14日に全線開通したJR常磐線の乗車記です。
特急「ひたち26号」は仙台駅を定刻16:11に発車。
5号車グリーン車には私を含めて3名の乗客が乗り込み、一路南を目指します。
東北本線を進み岩沼駅を通過、東北本線の線路を右手に眺めながら左へと分岐しいよいよ常磐線へ。
阿武隈川を渡ってしばらく進むと、東日本大震災で被災した坂元駅手前より新たに造られた高架橋ルートを進む。何もない平地の中にそびえ立つ高架橋が何ともミスマッチ。
新地駅では下り特急「ひたち13号」仙台行きと行き違いのため、少々停車。
ここ新地駅は東日本大震災時にE721系4両編成が被災、車体が無残にも折れ曲がった場所。E721系は現地解体され、現在の新地駅も約300mほど離れた場所に移転した。
駅南側ではカメラをかまえた数名の人がおり、「ひたち」どうしが並ぶシーンを撮影していました。全線復旧からまだ間もないため、注目度は高い様子。
相馬、原ノ町と停車し列車はさらに南下。仙台から相馬、原ノ町まで乗車する旅客もおり、短距離利用にも需要があるのは個人的にやや驚きました。
17:25、浪江駅に到着。ここから富岡駅までが最後まで残った不通区間。
列車は浪江駅を定刻で発車、今回の旅のハイライト区間に入っていきます。
【つづく】















