6/24(水)
●解体が決定したSL×3機を巡る旅
宮城県大崎市内で保存されているSL×3機が老朽化のため解体されるというニュースがありました。最後の姿を残しておこうと、JR陸羽東線に乗り訪問してみました。


【三機目】C58-19
三機目は日を改めて訪問。JR陸羽東線・西古川駅にて下車。駅の新庄駅寄りに西古川児童公園があり、ここに保存展示されているのがC58‐19号機。
福知山、一ノ関、仙台など各機関区への配置を経て、小牛田が最終配置。昭和48年まで陸羽東線などで活躍し、昭和49年からここに保存されている機関車。
再塗装されたのか、これまでの二機と比較して保存状態は良い感じ。解体が決まってからか?柵が機関車周囲を囲っている点は三機とも同じなので、大崎市による解体前措置だろう。


旅客、貨物ともに活躍した中型万能機関車C58ですが、人が作ったものである以上「劣化」は免れず・・・
かといって保存するにも「カネ」「手間」がかかるのは避けられない事実。
多くの僚機が廃車後に解体されていった中、ご紹介した3機が令和の時代まで残った「意義」があったことを信じて、訪問旅の締めくくりとしたい。